ITKarte（ＩＴカルテ）とは

インターネットを利用した医用データ共有サービスです。

患者様と医療・介護従事者の双方に望ましい医療情報の共有環境を提供します。

ＩＴカルテには、文章と画像が記録されます。

患者様は自分の診察データや写真を見ることができます。

医療・介護従事者には病診連携、病病連携の便宜を提供いたします。

このサービスは、患者様と医療・介護従事者の信頼関係のなかで診察データを登録、開示してもらうシステムです。
初めての先生にも、今までの診療記録をもとに診察をお願いできるように設計されています。

患者様がこのサービスを受けるためには、ＩＴカルテの患者会員になる必要があります。
また、ＩＴカルテを利用してくださる先生に診察していただく必要があります。

患者様の会費は月額660円です（2007年4月から課金開始）。
（詳しくは、「特定商取引法に基づく表示」をご覧下さい。）
医療・介護従事者の会費は無料です。患者様、医療・介護従事者ともに入会金は必要ありません。
会員になって記録してもらったデータは患者様が会員でいるかぎり、保存されます。
＊会費については今後変更される可能性があります。

お医者様のコメントを自宅に帰ってからしっかり確認したい人や、検査の結果を自分でじっくり見たい人のニーズにお応えできると思います。
自分のからだは自分が一番よくわかる。
でも、ちゃんと病院で診てもらった記録もとっておきたい。
そんな患者様向けのサービスです。

患者会員は、会員ＩＤとログイン用パスワードを使ってインターネットで自分の記録を閲覧できます。
診察時は、会員ＩＤと診察キーを医療・介護従事者に提示して診察を受けます。

 

このサービスは、インターネットで患者様の情報を取り扱うため、一回ごとの検査や記録に全てアクセス権が記録されるこれまでになかった新しいアクセス権管理手段を用いています。基本的に患者様が診察キーを提示した医療・介護従事者にのみアクセスが許可されます。

患者様のデータにアクセス権を持つ医療・介護従事者が他の医療・介護従事者にＩＴカルテ上で紹介を行うことができますが、紹介された医療・介護従事者はそのデータをさらに他の医療・介護従事者に紹介することはできない構造になっています。また患者様は自分のデータにアクセスできる医療・介護従事者をデータ毎に確認できるようになっています。
※本システムのアクセス権管理のしくみが特許登録されました。特許登録番号 4024116

データ通信には、インターネットショッピングなどで使われるＳＳＬ暗号化通信を用いています。
また、このＩＴＫａｒｔｅのシステムでは、データの管理は全て会員ＩＤで処理されるため、患者様の氏名、住所、電話番号は記録されていません。生年月日については、年と月までで、日情報は記録されていません。患者様は、氏名の代わりにニックネームを登録できるようになっています。

このように、個人情報漏洩に対する対策を行っていますが、パスワードの管理が適切でなかったり、登録される医用データ内に個人情報を含めた場合、インターネットを利用している以上、個人情報漏洩のリスクは存在します。パスワードの不適切管理による問題に関して本システムの作成者、管理者は責任を負えません。利用者の皆様の許容できる範囲でご利用下さい。

注意
このシステムは、医療用機器ではありません。
また、法的記録物としてのカルテではありません。
停電や災害、通信回線の問題でサービスが中断する場合があります。
データは二重保存されますが、本データとバックアップデータが同時に障害され、データの復元が不可能になる可能性は僅かながら存在します。この場合データ損失の補償は免責とさせていただきます。